去勢手術後のルイくんの心配事
お散歩中他のわんちゃんや、お家で宅配のインターホンに吠えてしまうこと。
お散歩中、他のわんちゃんを見かけると、ぐいぐいリードを引っ張って前のめり。
好意的な様子のわんちゃんとは、お鼻をクンクンさせあって、ごあいさつさせてもらうけど、そのあと「ワンワンっ」
なぜか吠えてしまいます。
でも、他のわんちゃんが気になって近寄っていきたいし、会いたくて公園で待っているような時も…
知り合いのお家のわんちゃんなら、しばらく吠えても落ち着いたら仲良くお散歩もできますが、通りすがりのわんちゃんには、びっくりさせてしまって申し訳ない。
去勢したら落ち着くのかなと思いましたが、そうでもない様子。
吠えさせないように、他のわんちゃんを見つけたらおやつで気をそらしたり、そのまま吠えなかったらおやつをあげたりして、少しがまんできるようになってきました。
最近読んだ『愛犬の犬のむだ吠えを直す』(愛犬の友編集部)によると、むだ吠えしても抱っこと叱るはしてはいけないそう。抱っこをすると吠えている犬はさらに強気になり、叱ると飼い主に応援されていると勘違いする犬もいるそう。
そして犬のタイプによっても鳴く理由が違うのだとか。
うーん、しつけって難しい。最初はついつい怒ってしまっていました。
その本にはその他、「自宅でアイコンタクトの練習をするのもよい」と書いてありました。
なるほど、結局大事なのは飼い主との信頼関係ってことかぁ。
それからは、散歩中興奮しそうな時も名前を呼んでこちらに注意を向けさせるように。
少しずつ落ち着いてきたかな。
お家では
玄関前の廊下や、ベランダの外で見慣れぬ音がすると、走っていき「ワンワンっ」。
「大丈夫だよ」って伝えますが、玄関でずっと吠えるし宅配の人には申し訳ない…
これもやはり叱ると逆効果のようで、飼い主自体が興奮しないこととありました。
しつけって、飼い主は興奮してはいけないんですね。
いつも、音が鳴って走っていくルイを「ダメダメッ」って言って追いかけてました。
このしつけの方法としては前出の本に、「音に対してとことん抵抗をなくすこと」とありました。
家族や知人にインターホンを鳴らしてもらい、あえて吠えるのをほっておいて音に慣れさせる。そしてポイントはその間飼い主はずっと無視を続けること。本によればこの間短かければ3分、長くても15分なのだとか。
そして吠えるのを止めたらその瞬間にオヤツをあげるというもの。
3分から15分って差があるなぁ。個体差があるなあと言いながら、娘と実践してみました。
スマホを持って私が玄関外へ。
「ピンポーン」
娘にLINEで「吠えてる?」
「吠えた」
窓を閉めてリビング側の部屋にいるからか外からは意外と聞こえない。
インターホンを押し続ける。2.3分で吠えなくなった。
これを一定時間おいて繰り返すといいそう。
これで慣れてくれるといいな。
それから、「インターフォンと同時におやつをばらまく」というのも。
うちはマンションエントランスのインターフォンが鳴ってから時間があるので、コングにおやつを入れて、来る前に「これ食べて待っててね」と渡すようにしました。
そうすると、おやつに気を取られてしばらく時間稼ぎできます。
そうするうちに、インターフォンがあまり気にならなくなったのか、吠えるのがましになってきました。
インターフォン以外の、外の工事の音などは吠えて窓や玄関に走っていきますが。
本には「音を録音して音そのものに鳴らす」などもあり、いろんな音に慣れさせるのもいいかもと思いました。
そもそも、犬は吠える生き物
犬にとっては、無駄ではなく、犬によったり、場合によったり、吠えるのには様々な理由があるとのこと。
つい、「マンションだし迷惑だからダメッ」って怒ってしまうけれど、なるべく相手の様子を見て、落ち着いて対応したいなあと思う飼い主でした。