ルイくんと暮らす毎日に

わんことの暮らし、好きなもの、いろいろ綴ります。

意思表示する犬、ルイくん

唸る、噛む、ルイくんの意思表示。

 

最近夫が朝、散歩に連れて行ってくれるようになった。

その1日目、行きたがらなくてリードをつけさせてくれない。

その日は私が抱っこして渡して、連れて行ってもらったけれど、2日目も夫が連れて行こうとすると逃げる。また私が抱っこして渡そうとすると、唸って夫の指を軽く噛んだ。

 

他にも、普段からルイとよく遊んでくれるけれど、遊び方の激しい娘が遊ぼうとしたらルイに軽く指を噛まれた。

しつこかったのか、しばらく唸られていた。

噛んだり、唸ったりは、今までなかったので、家族も悲しそう。

 

犬の幼稚園に預けるときに聞いてみた。

 

「あー、嫌だったんでしょうねぇ。」

「今まで我慢してたんでしょうね。でも、こういう学校に来て他の社会も見て、ルイくんも自信をつけたんでしょうね。意思表示するようになったんでしょうね。」

えー!っとびっくりする私。

「意思表示自体は悪いことじゃなくて、ちょっと人間が気を付けたり、妥協してあげたりすると、ルイくんのストレスも減りますよ。」

なんと、犬も成長すると自己主張するのか。

成長が目に見えて出てきてるってことなのね。

今まで我慢してたのか。

これからはルイくんの意思も尊重してあげないとな。

夕方家に帰って、また家族に唸るルイくん。

家族にドッグトレーナーさんに言われた話をしてみた。


「なんかね。今まで我慢してたみたいよ。犬の幼稚園に行って、自信がついて意思表示できるようになったみたい。ルイくんにもちゃんと意思があるから、ちょっと人間も嫌な気持ちに気づいてあげて、妥協してあげるといいみたい。」

すると、ルイくんが「ブホッ」。

「そうだよ」って言ってるみたい。

それから、娘もやさしくなった。自分の都合で遊ぶんじゃなくて、気遣いながらやさしくなでてあげている。二人の間の空気が変わった。

すっかり仲良くなって、ルイくんも唸らなくなった。

娘が帰ってくると、喜んで迎えに行き、ゴロンして自分からお腹なでてって見せるようになった。

パパとの散歩もすっかり日課になって、ルイくん朝起きたら伸びをして、パパの部屋へトコトコ。

いつも平日は夜のお散歩だったので、明るい光の中の散歩はルイくんも満足そうだ。


前から表情が豊かだなとは思っていたけれど、嫌なこと、してほしいこと、気づいてほしいことなど、ルイくんの気持ちが伝わりやすくなってきている気がする。

 

1歳になって大きくなったのもあるかもしれないけど、コミュニケーションのトレーニングをしてもらっている成果もあるのかな。

「ルイ、かしこくなったなあ」

これからも、仲良く、心地よく、みんなで過ごせたらいいね。